2011年にセリーグの首位打者を獲得し、長年にわたり巨人の主軸を担ってきた長野久義選手が今季はオープン戦から現在に至るまで不調が続いています。
そこで今回はこの長野選手の不調の理由について迫ってみたいと思います。
長野久義選手の略歴
長野選手の不調の原因を見る前にまずは略歴を見てみましょう。
出典:http://www.sanspo.com/
佐賀県三養基郡基山町出身。小学校1年の時に地元の少年野球チームに入団し6年生の時に主将となります。
中学校時代から硬式野球のチームに入り、筑陽学園高校へ入学します。
2002年の春季九州地区高校野球大会でベスト4に進出しました。
プロ野球からも声が掛かりましたが、日本大学生産工学部へ進学、硬式野球部へ入部します。
2年生までは三塁手でしたが、打撃力を生かす為に3年生となった2,005年の東都大学野球の春季1部リーグ戦から中堅手に転向しました。
4年生となった2006年に急成長し春は12試合打率.489秋は打率.404で1995年秋及び1996年春の青学大の高須洋介以来となる2季連続の首位打者となりベストナインにも満票で選出されます。
強打、強肩、俊足を兼ね備えた選手として一躍プロの注目を浴びる選手となりました。
同年秋の日米大学野球選手権、IBAFインターコンチネンタルカップ、2006年アジア競技大会に日本代表として出場します。
東都大学リーグ通算87試合打率.293、10本塁打、40打点。
同年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから4巡目で指名を受けますが、巨人志望であった為、入団を拒否します。
2007年本田技研工業入社。同社のHonda硬式野球部へ入部します。
第62回JABA東京スポニチ大会で主に3番、右翼手でデビューチームのベスト4入りに貢献し新人王に輝きます。
また、第55回JABA静岡大会では準決勝で先制本塁打を放ち最優秀選手に選ばれます。2008年ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズが2巡目で指名するも事前に巨人以外は拒否と決めていた通り入団拒否を申し入れHonda残留となりました。
翌年の都市対抗野球で首位打者を獲得、秋のドラフト会議で巨人から単独1位で指名され入団します。
2010年自主トレで首脳陣から信頼を得て、オープン戦でも結果を残し、開幕1軍登録されました。
開幕戦で守備で1軍デビューします。
3月28日にプロ初スタメンを飾ります。
以降は順調にスタメンで起用されますが、8月から不振に陥りスタメン落ちするようになり9月17日にプロ入り初のスタメン落ちを経験する事になります。
それでも1年目にして規定打席に到達、打率.288、19本塁打をマークし新人王に輝きました。
2011年7月14日の阪神戦で巨人の第75代4番打者として先発出場します。
シーズン終盤にかけて阪神のマートンとの熾烈な首位打者争いを最終戦に代打逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち制しました。
また、この年自身初となるベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。
2012年2年連続の打率3割を記録。同時に20盗塁、出塁率.382(共にリーグ2位)更に
同じく巨人の坂本と並び173安打のセリーグ最多安打を獲得。3年連続のタイトルとなりました。
また、2年連続となるベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。
2013年第3回WBC日本代表入りしました。
調子が上がらず打率は.222に終わるが、出塁率は.364、6打点を記録します。
公式戦では前半戦は不振でタイトルは獲得ならず、打率も3割を切るが3年連続となるベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。
2014年8月21日の試合で右膝を故障しシーズン終了後右膝半月板の修復手術と右肘のクリーニング手術を受けた。
2015年3月29日テレビ朝日アナウンサーの下平さやかさんと結婚します。
このシーズンは絶不調で本塁打以外のほとんどの部門で自己ワーストの記録となってしまいました。
2016年8月16日に国内FA権を取得します。
このシーズンは3年ぶりに全試合出場を果たし、安打数と打率は前年を大きく上回りました。尚、この年から選手会長となります。
今季の不調の原因は?
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2011年には首位打者も獲った長野選手ですが、今季はオープン戦から調子が上がらずシーズンが始まり1か月が経過した今も打率.177と低迷しています。
打率が低いのも問題ですが、チャンスにことごとく凡退し得点圏打率は.000です。
長野選手はどうしてしまったのでしょう?
ネット上では原因をいろいろ考えられています。
元ヤクルト、阪神、楽天監督の野村克也氏は以前長野は能力だけで打っているからそのうち打てなくなると言っていました。
要因はいろいろあるのでしょうが、2014年のシーズンで右ひざの半月板を損傷しシーズンオフに手術した件が影響しているのかなぁと思います。
また、本当に残念ではありますが、長野選手のピークは過ぎてしまったのかも知れません。
長野選手は社会人野球出身で巨人に入るために他球団のドラフトを2回拒否しています。
現在32歳微妙な年齢です。
あの江川投手が引退した年齢です。また掛布選手の引退は33歳の時です。
決して若くは無いと思います。
ただ、山本浩二選手が初めて40本以上の本塁打を放ったのは31歳でした。
まとめ
出典:http://www.sanspo.com/
かつて長野選手は新人王を、首位打者、最多安打とタイトルを続けて獲っておりました。
ここ数年調子が良いとは言えず、特に今年は不調ですが過去にも2013年等不調の年はありましたが、その度に苦境を乗り越えてきました。
何とか調子を上げる事を祈っています。
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